こんにちは、カズキです!人生で初めてANAのファーストクラスに乗りました。成田空港からホノルルまで、A380「フライングホヌ」の8席だけの空間です。
先に結論から言います。この路線のファーストクラスは片道100万円を超えます。私が払ったのはそこではありません。ビジネスクラスの航空券を取って、ANAマイル35,000マイルでファーストクラスにアップグレードしました。これが今回いちばんお伝えしたいことです。

この記事では、成田空港のZカウンターでのチェックイン、ファーストクラスとダイヤモンド会員だけが入れるANA SUITE LOUNGE、座席まわりとアメニティ、和食のコース、そして到着前のうどんまで、実際に体験した順番でまとめます。
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Zカウンターからラウンジ、機内食、フルフラットで寝るところまで、約7時間を動画にまとめました。
※動画公開後にここへ埋め込みます。
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📋 早見ガイド|ANAファーストクラス 成田→ホノルル
| 搭乗日 | 2026年5月4日 |
|---|---|
| 便名 | NH184便(成田 NRT → ホノルル HNL) |
| 出発 | 20時10分/搭乗開始 19時25分/第1ターミナル 54番ゲート |
| 機材 | エアバスA380「フライングホヌ」2号機・カイ(エメラルドグリーン) |
| 座席 | 02A(ファーストクラス「THE Suite」) |
| ファーストクラスの席数 | 8席 |
| 飛行時間 | 約7時間(巡航に入った時点で残り6時間45分) |
| 到着 | ダニエル・K・イノウエ空港 C4スポット |
| 専用チェックイン | Zカウンター(ファーストクラス・ダイヤモンド会員専用) |
| ラウンジ | ANA SUITE LOUNGE(成田・第1ターミナル) |
| 今回かかったマイル | 35,000マイル(ビジネスクラスからのアップグレード) |
💳 100万円のファーストクラスに35,000マイルで乗った方法
順番が前後しますが、ここがいちばん大事なところなので先に書きます。
成田=ホノルルのANAファーストクラスは、正規で買うと片道100万円を超える路線です。往復で200万円。さすがに現実的ではありません。
私がやったのは、ビジネスクラスの航空券を先に押さえて、そこからファーストクラスへアップグレードするという方法でした。使ったマイルは35,000マイル。ハワイ線の往復特典航空券がエコノミーで取れるくらいの量です。
| 方法 | 現実的か | コメント |
|---|---|---|
| 現金でファーストクラスを買う | △ | 片道100万円超え。往復200万円 |
| 特典航空券でファーストクラスを取る | ×〜△ | そもそも席が出てこない。取れたら幸運 |
| ビジネスを買ってマイルでアップグレード | ◎ | 今回はこれ。35,000マイルで乗れました |
特典航空券で最初からファーストクラスを狙うのは、正直かなり厳しいです。席が放出されないからです。一方でアップグレードは「ファーストクラスに空席が残っていれば」成立します。閑散期や、そもそもビジネスから上がる人が少ない便であれば、十分に狙えます。
注意点をひとつ。アップグレードには対象となる予約クラス(運賃)の条件があります。安い運賃だとそもそも対象外です。ビジネスクラスを予約するときに「この運賃はアップグレード対象か」を必ず確認してください。ここを見落とすと、マイルがあっても上がれません。
ANAのマイルの貯め方についてはマリオットポイントをANAマイルに交換する方法や、ホノルル路線でお得になるマイルの使い方もあわせてどうぞ。
🛂 成田空港「Zカウンター」|チェックインは実質10分

成田空港第1ターミナルには、ファーストクラス利用者とダイヤモンド会員だけが入れる「Zカウンター」という専用の入口があります。
私は名古屋から来ていて預け荷物がありませんでした。本来なら素通りしてもいい立場です。でも、せっかくなので入ってみました。
結果はあっという間でした。チェックインそのものは10分かかっていません。Zカウンターに入ってから保安検査を抜けてラウンジに着くまで、全部込みで15〜20分という感覚です。

受け取った搭乗券には「FIRST CLASS」「F」の文字。そしてLOUNGE INVITATION:SUITE LOUNGEと印字されています。この一枚がANA SUITE LOUNGEの入場券にもなります。
🥂 ANA SUITE LOUNGE|普段のANAラウンジとは別物でした

ANA SUITE LOUNGEは、ファーストクラス利用者とダイヤモンド会員だけが入れるラウンジです。私がいつも使っているANAラウンジとは、ドリンクもサービスも食事もはっきりワンランク上でした。
普段のANAラウンジの様子は成田空港 ANAラウンジ徹底レビューにまとめています。見比べていただくと違いが分かりやすいと思います。
ドリンクコーナー

入ってすぐ、ドリンクがずらっと並んでいるのが目に入ります。日本酒、焼酎、ワイン、ウイスキー。「これ全部飲めるのか」と思ってしまう量です。
ビュッフェ台

ビュッフェ台にはサラダ、アミューズ、フルーツ、スイーツが並びます。冷たい料理のコーナーにはチーズサンドイッチやムースケーキもありました。

パンのコーナーで見つけたのがANA SUITE LOUNGEオリジナルの「トリプルショコラ」。ここでしか食べられないパンです。


日本を出る前だからか、いなり寿司、明太子、おにぎりといった和のメニューもしっかり揃っています。ここが個人的にはうれしいところでした。
ヌードルバーは麺だけじゃない

奥に進むとヌードルバーがあります。名前だけ聞くと麺類のカウンターですが、実際には海鮮丼、お寿司、カレー、シチューまで頼めます。ここは名前で判断すると損をします。

私が取ったのはお寿司、味噌汁、そして海鮮丼。滑走路を見下ろす席でこれをいただけるのは、なかなかの体験でした。
✈️ 54番ゲートから搭乗|ファーストクラスは専用レーン

この日のホノルル行きは54番ゲート、20時10分発。搭乗開始は19時25分でした。

搭乗案内は3列に分かれて行われます。ファーストクラスは右手のFIRST CLASS専用レーンへ。この案内板を横目に進むのは、正直かなり気分がいいです。
🐢 今日の機体はフライングホヌ2号機「カイ」

機内アナウンスで機体の紹介がありました。
ANAのホノルル線に使われているA380「フライングホヌ」には3機あり、それぞれデザインが違います。この日の機体は2号機の「カイ」。エメラルドグリーンでハワイの海を表現した1機です。
乗る前に自分の機体がどれか分かると、それだけで少し楽しくなります。
エコノミークラスで乗ったときの座席の選び方はANA A380フライングホヌで快適なエコノミークラスを選ぶポイントに書いています。
💺 ファーストクラス「THE Suite」|8席しかない空間

このフライングホヌのファーストクラスは8席だけです。区切られた個室のような造りで、静かで、密度が低い。乗った瞬間に空気が違いました。
席に着くと、テーブルの上に風呂敷の包みが置かれています。開けるとスリッパとブランケットが入っていました。
座席まわりで気づいたこと
- フルフラットになります。ベッドとして完全に水平です
- 足元がとにかく広い。前の座席との距離が別次元です
- 読書灯、ドリンクホルダー、細かい収納が座席の各所にあります
- モニターには残りのフライト時間が常に表示されます
- 荷物スペースが中央席の分だけないので、窓側の人と譲り合う必要があります
最後の荷物スペースだけは、知っておいたほうがいい点です。中央の席に荷物置き場が用意されていないので、サイド側の収納を分け合うことになります。気づかずに全部使ってしまうと、隣の方が困ります。
化粧室が広い

ファーストクラスの化粧室は着替えができる広さがあります。歯ブラシセットもマウスウォッシュも常備されていて、座れる場所もあります。私はここでルームウェアに着替えました。
ルームウェアはLサイズをお願いしました。今はドライ素材のタイプになっているそうです。ホノルルに着く前にこれをいただけるのは、7時間を過ごすうえで本当にありがたい。
🎁 アメニティが想像以上でした

配られたアメニティポーチが、思っていた以上のものでした。英国のレザーグッズメーカーによるもので、説明書きにこうありました。
- 1934年創業、英国で高級レザーを使ったハンドクラフト製品を作り続けているメーカー
- 1996年に英国王室の栄誉を授かり、現在も王室へレザーグッズを提供している
「王室御用達」と言われると、急に扱いが丁寧になります。これは大事に取っておくことにしました。
中に入っていたのはこちらです。
- クリームと化粧水
- 歯ブラシ
- アイマスク
- 耳栓
- ジョンマスターオーガニックのリップバーム
- ANAロゴ入りの小物入れ(コインケースのようなもの)

ヘッドフォンはソニー製。箱を開けるまで気づきませんでした。音もしっかり聞こえます。
🍶 機内食は和食を選びました
メニューは日本語・英語・中国語の3言語。ドリンクメニューと食事メニューが別々に配られます。
ドリンクのラインアップ
- シャンパン
- 白ワイン・赤ワイン
- 日本酒・焼酎
- ビール
- ウイスキー「響」

メニューにこう書かれていました。ANAのファーストクラスは1986年の国際線就航以来、シャンパーニュにこだわって提供を続けていると。普段はなかなかいただけないものです。ありがたくちょうだいしました。
和食か洋食かで迷ったら
食事は和食と洋食から選べます。私は迷わず和食にしました。理由は単純で、この先ハワイで洋食ばかりになるからです。
日本を出る最後の食事を和食にする。これは実際にやってみて、正解だったと思っています。

お酒のお供として出てきたのがこちらです。
- サゴシの塩干し
- 寒干しホタルイカ
- 焼き干しホタテ
- 鹿児島名物のさつま揚げ
- ミックスナッツ
一品ずつ、まったく違う味なのがよかったです。似たようなものが並んでいないので、最後まで飽きません。

デザートは和菓子。抹茶とごまの組み合わせが本当によく合っていて、風味も上品でした。
到着前に頼めるメニューもあります
到着前には、別のメニューからもう一度オーダーできます。用意されていたのは、
- カレー
- ちらし寿司
- 鮭と磯海苔のお茶漬け
- うどん
正直、7時間では食べきれない量です。選択肢が多すぎて困るという、贅沢な悩みでした。
😴 フルフラットで寝る

食事を終えたら、座席をフルフラットにして休みます。完全に水平になるので、体が折れ曲がりません。
成田を20時過ぎに出るこの便は、ホノルルに朝に着きます。到着したその日はまるまる1日使えるので、機内でどれだけ眠れるかがハワイ初日の充実度を決めます。フルフラットの価値はここにあります。
🍜 到着前のうどんが最高でした

残り2時間を切ったあたりで起きて、コーヒーとうどんをオーダーしました。


うどんの上にのっていたのは桜エビのかき揚げだったと思います。出汁がしっかり効いていて、寝起きの体にちょうどいい。これが本当においしかったです。

食後にはフレッシュフルーツも用意していただけます。
ここでひとつ実感したことがあります。ホノルルに着いたら、しばらく日本食は食べません。ギリギリまで日本食を楽しめるのは、ANAで行くハワイの大きな利点だと思います。
🌴 ダニエル・K・イノウエ空港に到着

C4番スポットに到着。窓の外は気持ちのいい青空でした。

約7時間のフライトでしたが、「もう少し乗っていたい」と思ってしまったくらい快適でした。飛行機を降りるのが惜しいと感じたのは初めてです。
💡 実際に乗って分かったこと
ファーストクラスに乗って、いちばん強く感じたのは料理でも座席でもなく「時間の質」でした。
- チェックインからラウンジまで15〜20分。空港での待ち時間がほぼ消える
- ラウンジでお寿司と海鮮丼を食べてから乗るので、機内食を無理に食べなくていい
- フルフラットで眠れるので、着いた日をまるまる使える
- 到着前にうどんまで食べられる。日本食のフィナーレを機内で迎えられる
そして繰り返しになりますが、これを35,000マイルで体験できました。100万円を払わなくても、ビジネスクラスからのアップグレードなら十分に手が届きます。
エコノミーからいきなりファーストクラスを狙うのは現実的ではありません。でもビジネスクラスの航空券を取って、そこから空席を狙ってアップグレードする。この道筋なら、マイルを貯める目標としてかなり現実的です。
ANAカードでコツコツ貯めたマイルが、こういう形で化けます。ぜひ狙ってみてください。
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❓ よくある質問
- ANAのハワイ線ファーストクラスはマイルで乗れますか?
-
乗れます。私はビジネスクラスの航空券を予約したうえで、35,000マイルを使ってファーストクラスにアップグレードしました。特典航空券で最初からファーストクラスを取るのはかなり難しいので、アップグレード狙いのほうが現実的です。
- ファーストクラスの片道はいくらですか?
-
成田=ホノルル線のファーストクラスは、片道で100万円を超えます。往復だと200万円規模です。だからこそ、マイルでのアップグレードという方法に価値があります。
- アップグレードには条件がありますか?
-
あります。アップグレードの対象になる予約クラス(運賃)で購入している必要があり、安い運賃だと対象外です。またファーストクラスに空席が残っていることが前提になります。ビジネスクラスを予約する段階で、その運賃がアップグレード対象かどうかを必ず確認してください。
- 成田空港のZカウンターは誰が使えますか?
-
ファーストクラスの利用者とダイヤモンド会員です。第1ターミナルにある専用の入口で、預け荷物がなくても通れます。私の場合、チェックインは10分かからず、Zカウンターに入ってからラウンジに着くまで全部込みで15〜20分でした。
- ANA SUITE LOUNGEとANA LOUNGEは何が違いますか?
-
ANA SUITE LOUNGEはファーストクラス利用者とダイヤモンド会員だけが入れるラウンジです。ドリンク、食事、サービスのすべてが通常のANAラウンジよりワンランク上でした。とくにヌードルバーでお寿司・海鮮丼・カレーまで頼めるのが大きな違いです。
- ANA SUITE LOUNGEでは何が食べられますか?
-
サラダ、アミューズ、フルーツ、スイーツ、チーズサンドイッチ、ムースケーキ、パン各種、ラウンジオリジナルのトリプルショコラ、いなり寿司、明太子、おにぎりなど。さらにヌードルバーでは麺類のほか海鮮丼・お寿司・カレー・シチューが用意されています。
- フライングホヌのファーストクラスは何席ありますか?
-
8席だけです。区切られた個室のような造りで、混雑感がまったくありません。今回の座席は02Aでした。
- 座席はフルフラットになりますか?
-
なります。完全に水平のベッドになります。成田を20時過ぎに出る便はホノルルに朝到着するため、機内でどれだけ眠れるかが初日の充実度を左右します。ここがファーストクラスの一番の価値だと感じました。
- アメニティには何が入っていますか?
-
英国の老舗レザーメーカー(1934年創業・1996年に英国王室の栄誉を授かった)のポーチに、クリーム、化粧水、歯ブラシ、アイマスク、耳栓、ジョンマスターオーガニックのリップバーム、ANAロゴ入りの小物入れが入っていました。ヘッドフォンはソニー製です。
- パジャマ(ルームウェア)は借りられますか?
-
借りられます。サイズを聞かれるので希望を伝えてください。私はLサイズをお願いしました。現在はドライ素材のタイプになっているそうです。ファーストクラスの化粧室は着替えられる広さがあるので、そこで着替えました。
- 機内食は和食と洋食のどちらを選ぶべきですか?
-
ハワイへ行くなら和食がおすすめです。到着後は当分のあいだ洋食が続くので、日本を出る最後の食事を和食にすると満足度が上がります。到着前にはさらにカレー・ちらし寿司・鮭と磯海苔のお茶漬け・うどんから選べます。私はうどんを頼みましたが、桜エビのかき揚げがのっていて出汁もよく効いていました。
- 成田からホノルルまでの飛行時間はどれくらいですか?
-
約7時間です。巡航に入った時点でモニターの表示は残り6時間45分でした。20時10分に成田を出て、ホノルルには翌朝に到着します。
📌 まとめ
- 成田=ホノルルのファーストクラスは片道100万円超え。でもビジネスクラスから35,000マイルでアップグレードできました
- アップグレードには対象運賃であることとファーストクラスの空席が必要です
- Zカウンターを使えばチェックインからラウンジまで15〜20分
- ANA SUITE LOUNGEのヌードルバーでは海鮮丼やお寿司まで食べられます
- ファーストクラスは8席だけ。フルフラットで眠れるので、ハワイ初日をまるごと使えます
- 到着前のうどんが日本食のフィナーレ。ANAで行くハワイの隠れた良さです
マイルを貯める目標として、これ以上ないゴールだと思います。ぜひ狙ってみてください。

