2025年5月7日、世界中のディズニーファンにとってビッグニュースが飛び込んできました。米ウォルト・ディズニー社が、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビにテーマパークを開設することを正式発表しました!これは同社にとって中東地域で初となるテーマパークであり、世界における13カ所目のディズニー施設となります。

舞台はアブダビの観光ハブ「ヤス島」
建設地は、すでに観光地として名高いヤス島。ここにはすでに「フェラーリ・ワールド」や「ワーナー・ブラザース・ワールド」、「シーワールド・アブダビ」といった大規模なテーマパークが集結しており、今回のディズニーパークの参入によって、まさにエンタメの一大拠点となることが期待されます。
今回のプロジェクトは、ヤス島の開発を手がけてきたミラル・グループが建設・所有・運営を担います。ディズニーはこのプロジェクトのために、理想的なパートナーと立地が見つかったと強調しており、今後の詳細が非常に楽しみです。
上海以来9年ぶりの新規エリア進出
ディズニーが新たな国・地域にテーマパークを展開するのは、2016年にオープンした上海ディズニーリゾート以来。これで、ディズニーの展開するリゾート地は世界で7カ所目となります。
なお、建設に関する具体的なコストやアトラクションの内容はまだ明かされていません。しかし、ミラル社が全額出資し、最新技術を取り入れることがすでに示されており、今までにないディズニー体験が期待できそうです。
ディズニーの今後に注目
ディズニーは現在、テーマパーク部門を強化するための10カ年成長計画を掲げており、今回のアブダビ進出はその中核を成すステップといえるでしょう。
パーク運営部門責任者のジョシュ・ダマロ氏も、「中東は当社が大きな可能性を感じている地域のひとつ」とコメント。ディズニーがいかに真剣にこの市場を見据えているかが伝わってきます。